年末の第9・・・

数日前に ベートーヴェンの第9交響曲に触れたTV番組があり、

ベートーヴェンの表現したかったことや

そのための創意工夫などについて話をしていた。

そういえば、ベートーヴェンの第9って

始めから終わりまで聴いたことがない・・

ちょっと聴いてみようかと思って

早速 Youtube で探してみる。

 

最初に聴いたのがロンドン交響楽団による第9。

私にとっては聞きやすく

第9ってこんな曲なんだと感じる

スタンダードな演奏かな。

 

次に聴いたのが

フルトヴェングラーがウイーンフィルを振った

1953年のライブ演奏。

聴き終えて、やはり・・・・違う。

演奏の激しさも、感動の深さも。

勿論オーケストラやソリスト

合唱団の違いもあるのだけど

聴き終えた充実感というか、

満足感というか、

これを聴いてしまうと

第9ってこれしかないとまで思えてしまう。

私にとってそれほどの演奏でした。

こんな曲を今まで聴いてこなかったなんて、

う~~~ん、もったいない!!!!

令和元年が終わる2日前に

これを聴けてヨカッタ!!

 

https://youtu.be/jl4mW2Mc9is


ドヴォルザーク 新世界より

ドヴォルザーク交響曲第9番新世界より」を聴いている。

 

「新世界」といえば

ベートーヴェンの「運命」、

シューベルトの「未完成」と並んで

かっては3大交響曲と言われていたよう。

 

ドヴォルザークアメリカの音楽院に招かれ

アメリカという新世界から送った音楽の贈り物。

ドヴォルザークアメリカに招いた女性がいなかったら

この曲は生まれていなかったかも・・・。

その女性はドヴォルザークだけでなく

ドヴォルザークの音楽を聴く私たちにとっても

大恩人ですね。

 

「家路」などと題される魅力的な旋律もありますが

よく聴くのはやはり第4楽章。

映画「ジョーズ」の音楽と似た冒頭から

これぞ交響曲といった音の流れが展開し、

最後のフイニッシュもかっこいい。

いつもは周りに遠慮して小音量で曲を聴く私ですが

これは一度でいいから

スピーカーから直に大音量で聴きたい曲です。

 

youtu.be

明日に架ける橋

サイモン&ガーファンクルの曲は

今でも好きなままだ。

中でも「サウンド・オブ・サイレンス」とこの「明日に架ける橋」は

何度聴いても飽きないね。

映画が好きでよく見ていた時に

「卒業」という映画を見て

ダスティン・ホフマンが無表情で

空港の動く歩道?に乗っているところに

サウンド・オブ・サイレンス」が流れていたように思う。

ミセス・ロビンソン」も使われていましたね。

 

でも最高傑作は

この「明日に架ける橋」でしょう。

自分が傷ついた時、

自分がつまらないと思った時、

自分がちっぽけな存在だと思った時、

この曲を聴いてきたように思う。

失意の自分をやさしく受け止めて

「君が弱々しく ちっぽけに思える時

・・氾濫した川にかかる橋のように

この身を横たえよう・・・」?と

歌う二人。

ポール・サイモンの曲作りもすごいのだけど

アート・ガーファンクルの歌声に

魅了されましたね。

誰かがビートルズの「Let it Be」と似ていると

書いていたけど

どうだろうか?

 

 

youtu.be

 

弦楽のためのアダージョ

インターネットでさまざまの曲を聴いている中で

アメリカの作曲家?

サミュエル・バーバーの「弦楽のためのアダージョ

を初めて聴いた時は

何故か深い悲しみに

身をまかせているような

感情に襲われた。

 

この曲はケネディ大統領の葬式の時に

流されたそうで

バーバー自身はそのような時のための曲ではないと

語っていたそうだが

曲のムードはどうしても

そのように聴こえてしまう。

静かにゆっくりとした冒頭から

次第に悲しみの感情を盛り上げていくところは

もうそのまま聴いているしかない。

 

今年、父が亡くなり

実家で夜を過ごした時も

ふとこの曲を思い出していました。

 そういえば

映画「プラトーン」でも使われていたのですね。

 

この曲、

終わりに近いところで

一瞬音が一時休止するのだけど

そこで終わりと間違えて拍手してしまいそうで

ちょっとこわい!

 

 

youtu.be

 

竹内まりや 「駅」「シングル・アゲイン」

竹内まりや

好きな女性歌手の一人だろうか・・・

 

一時期は毎日のように曲を聴いていたけど

忘れがたい印象だったのは

「駅」と「シングル・アゲイン」。

 

「駅」は一本のドラマあるいは

映画のワンシーンが浮かんでくるようで

歌っている時間はごく僅かの間なんだけど

その背景にあるものは

驚くほど長くて深いような。

最近、インターネットで見ていたら

中森 明菜も歌っていて

「私だけ愛してたことも・・・」のところの解釈が

竹内まりや本人と違っていたなんてことも

知りました。

でも僕の中では名曲です。

 

youtu.be

 

「シングル・アゲイン」は確か

TVの火曜サスペンス劇場のテーマ音楽?にもなっていたけど

歌詞の世界がじ~~~~~んとくるね。

別れた人への未練かと思ったら

決別への決断だった・・・のかな。

歌詞として日本語を大切にしているように

感じます。

まだ聴いていない人は

ぜひどうぞ!

youtu.be

 

 

 

朝日のようにさわやかに

Jazzの名曲、「朝日のようにさわやかに」。

原題が Softly, as in a Morning Sunrise なので

日本語訳が一番しっくりくるのかは

わからないけど・・・・。

 

いろんなジャズミュージシャンが演奏しているけど

この曲のタイトルを聞いて

まず思い浮かべるのは

やはり Modern Jazz Quartet でしょうか?

僕の頭の中では

これがスタンダードになっているのです。

ミルト・ジャクソンビブラフォン

効いてるよねえ~~~。

そして途中から

ジョン・ルイスのピアノに交代するあたり

たまりませんね。

 

このブログも

MJQを聴きながら

書いています。

 

youtu.be

 

 

森高コンサート・・

 

前回森高 千里の「雨」について書いたのだけど

ちょっと前にアラフィフになる森高の変わらなさが

話題になっていました。

Youtubeにあたってみるといろいろな動画がアップロードされているのだけど

下記の1996年 横浜アリーナでのコンサートの時の

森高が一番可愛いですね。

おなじみの曲も結構歌っているので

これも楽しめます。

「雨」もそうだけど

渡良瀬橋」とか「私の夏」とか

「私がオバさんになっても」とか。

う~~ん

こうやってみると

森高って やっぱりコンサート会場で観るのが一番なのかも!

 

 

youtu.be